大切に想う

歴史や伝統文化が色濃く残る町を取材した時のこと。
同行していたクライアントさんがふと「ここの人たち(取材先の地域の人たち)は仕事が細かくて丁寧だよね」とおっしゃった。
そこは、神社仏閣、工芸品店や飲食店など地域全体で歴史や文化を守りつつ観光地として発展した町で、私自身各箇所で案内してくださる方々の話を聞きながら撮影していて、同じことを感じていた。

人、モノ、自然、想い、歴史、時間、場所、、、
人は心から大切にしている「何か」に対して、自然と丁寧に接する。
言葉にすると「そんなの当たり前」と思うかもしれないが、いろいろな感情を持つヒトは、時として想いと反した行動をとってしまい「当たり前」ができない時もある。

取材先の人たちは町の歴史や伝統を大切に守りたいと言う気持ちから必然と仕事が丁寧になり、それが受け取る側に自然と伝わるのだと改めて実感した。
その人の接し方、仕事ぶりを見るだけで「大切に想う気持ち」を感じられると言うことは本当に素敵なことです。
それは見方を変えると、その逆もあるということ。慌ただしくぞんざいに取り組めば、それも相手に伝わってしまう。
仕事はスピードも大切な要素だけれど、これからも「想い」を大事に一枚一枚シャッターを切って行きたい。

下の写真は取材先の写真ではなく、花園神社へお参りに行った時のですが、ここもやはり「大切にしたい」と言う人々の想いが詰まった空気が流れています。
見慣れた場所でも少しだけ見方を変えて訪れてみると、新たな発見があって自分も少し変われる気がします。

 新宿・花園神社 2017年8月某日

新宿・花園神社 2017年8月某日